顔のたるみには様々な要因が関係しているといわれています。その中でも鍼によりたるにの改善が期待できるものとして、筋肉に関係したたるみ、皮膚に関係したたるみ、頭皮の硬さに関係したたるみなどがあります。

表情筋に関係したたるみというのは、加齢や表情の変化が乏しく表情筋を使う機会が少なくなることにより筋肉が衰え、柔軟性がおち細く硬くなることで重力に抗することができなくなったり、口周りや口唇が抗重力方向に運動できなくなることによって頬の脂肪が下がりたるみにつながることもあります。また、筋肉の上の脂肪組織や皮膚を十分に支えることが出来なくなることによってもたるみが生じます。

美容鍼では筋肉に対して鍼を刺すことで硬くなった筋肉の血流を改善させ筋肉の柔軟性を取り戻し活性させることが出来ます。それにより筋肉を元の位置へもどるよう促していきます。また筋肉に柔軟性が戻ることで筋肉が動きやすくなるためEMSなどで表情筋を動かすことでよりたるみの改善が期待できます。

皮膚に関係したたるみというのは、主に紫外線や加齢などで皮膚の弾力性をつかさどっているコラーゲンやエラスチンなどの細胞がダメージを受け減少していくことによります。

加齢や紫外線のダメージによりコラーゲン、エラスチンなどの皮膚の弾力性をつかさどる細胞が減ることでたるみとなります。

美容鍼では皮膚に鍼を刺し傷をつけることでその修復過程によりコラーゲンやエラスチンの産生を誘発することができるのです。新しいコラーゲンやエラスチンの産生を誘発するだけでなく、古いコラーゲンやエラスチンが破壊され新しい細胞に置き換わるのです。この過程には何か月単位の一定期間を要しますが、微細な傷がつくことにより自然治癒でコラーゲンやエラスチンなどの皮膚の弾力性をつかさどる細胞が構築されたるみの改善が期待できます。

頭皮の硬さに関係したたるみ。顔のたるみには頭皮の硬さがとても影響しています。顔の筋膜は頭から首、腰、かかとまでひと続きの構造となっています。そのため、頭皮が硬くなると顔の筋膜を引き上げる力が弱くなりたるみの原因となります。また、首や腰の筋肉にこりがあり筋膜が硬くなっている場合でも頭皮同様張力が失われ顔のたるみにつながります。

美容鍼では頭皮に鍼をさすことで血流を改善させ筋膜の張力をとりもどすことによって、顔の筋膜がしっかり引き上がりたるみの改善が期待できます。

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