基礎化粧品の2つの注意点

本日は、基礎化粧品の注意点について、お話していきたいと思います。
様々な情報がある中、一つの参考にして頂ければと思います。

【基礎化粧品の注意点】
・化粧水は皮膚のバリア機能を壊し、乾燥させる
・クリームの界面活性剤が肌のバリアを壊す

1.化粧水は皮膚のバリア機能を壊し乾燥させている

本来化粧水の役割は、皮膚の水分を補い保湿する事と考えられています。しかし実際、化粧水は肌を潤す効果がないばかりか、逆に肌をかえって乾燥させてしまっているのです。なぜなら、化粧水の9割は水で出来ており、この水というのは皮膚表面の角質層を壊すからです。

唇をなめるとさらに乾いてしまうという経験はないでしょうか?実は化粧水で皮膚をぬらすというのはそれと同じことなのです。

皮膚のうるおいが保たれているのは皮膚表面の角質層なので、そこで水分が適度に保たれていれば、皮膚は潤っているという事になります。

角質層は水分や油分を適切に保つ機能を持っているので、角質層の機能が妨げられなければ、皮膚は通常潤った状態を維持することができるのです。

しかし、化粧水で角質に過剰に水分を補うことでその水分が蒸発すると角質はめくれ上がり、その隙間から中の水分がどんどん蒸発してしまい、結果的に皮膚を乾燥させてしまうのです。

さらに、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分の含まれている保湿化粧水というのは、ヒアルロン酸やコラーゲンが入ることで、水の蒸発を遅らせることでより多くの水分を蒸発させる上、水分が蒸発した後のヒアルロン酸やコラーゲンは粉末として皮膚に残ることでさらに乾燥させているのです。これは赤ちゃんのおむつかぶれを防ぐためにベビーパウダーをつけるのと同様の行為になります。

2.クリームの界面活性剤が肌のバリアを壊す

保湿クリームには、化粧水や美容液であたえたうるおいにフタをし、水分の蒸発を防ぐものとして使われるのが一般的です。クリームというのは油と水を混ぜ合わさて作られるのですが、この混ざり合わない性質のものが混ざり合うために界面活性剤がつかわれているのです。

皮膚表面の角層による保湿バリアというのは、アミノ酸などの水溶性の保湿成分が含まれた角質細胞とセラミドを主体とした脂溶性の保湿成分からなる細胞間脂質が積み重なった二重構造からできており、この二重構造によって皮膚の水分が保たれているのです。ところが、クリームの界面活性剤は角質層の水溶性の保湿成分も油溶性の細胞間脂質をも簡単に破壊することで、肌の乾燥を引き起こします。クリームによる害は乾燥だけではなく毛穴の炎症をも起こしています。毛穴から浸透した美容成分はすぐに有害な酸化物に変わります。するとそれを排除しようとする反応が炎症というかたちで起こります。炎症をくり返して慢性化すると、必ずメラニンが増えこれがシミやくすみの原因ともなるのです。

乳液、美容液、オイルもまたクリーム同様皮膚のバリアをこわします。オリーブ油や椿油やスクワランなどの純粋なオイルは界面活性剤を含んでいない分クリームよりは良いかもしれません。しかし、オイルを長く使い続けているとオイル焼けを起こす危険があります。

オイル焼けというのは皮膚が薄くなることで皮下の筋肉や血管が透けるために肌が黒ずんで見えたり、また皮膚の炎症をくり返すことでメラニンを増やしシミや色素沈着が起きることです。

まとめ

基礎化粧品を使用する時は、肌にとってマイナスな面もございますので、使用方法や成分などを確認した上で、自分のお肌と相談しながら使うことが望ましいです。

もしお肌のお悩みがありましたらご相談だけでも良いので、私たちにお問い合わせ下さい。

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