メラトニンとは?

考えている人

メラトニンとは、脳にある松果体という場所から分泌されるホルモンで、光の具合によって調整されています。通常、メラトニンは暗い状況下で分泌が多くなり、眠りのサイクルを作っています。逆に光が入る明るい状況下になると、分泌が抑制され、身体が活動状態になります。

【メラトニンの各作用】

メラトニンには、主に4つの作用があります。

① 睡眠の調整
② 体内環境全体の調整
③ 抗酸化作用
④ 免疫調整

の4つが挙げられます。

① 睡眠の調整

メラトニンは体内時計の役割に大きく貢献しています。
暗い環境下でメラトニンの分泌は増加し、明るい環境下では分泌量が減ります。「眠り」と「活動」の切り替えに関わる代表的なホルモンになります。

② 体内環境全体の調整

メラトニンは、その他のホルモン分泌や、体温調整、心肺機能など、身体を正常に保つ為に必要な調整に関わっています。メラトニンの作用によって、休息と活動が上手に出来るようになっています。

③ 抗酸化作用

メラトニンには抗酸化の働きがあるとされています。人の身体は酸化することによって、様々な機能を低下させてしまいます。メラトニンの働きによって酸化を抑制し、身体の細胞を元気な状態に保つことが出来ます。

④ 免疫調整

メラトニンは免疫機能にも作用するとされています。菌や炎症に対して抵抗する働きがあると言われています。

鍼灸の作用

鍼灸を行うことによって、直接メラトニンを分泌させる作用はございませんが、間接的に働きかけることは可能であると考えております。理由としましては、鍼灸の作用として脳や内臓など身体の神経系に働きかける為です。

また鍼灸施術を行う際は、経絡という東洋医学的な考えがあります。
経絡とは、経脈と絡脈などから構成され、全身をめぐっています。その経絡上に経穴というツボが存在し、各ツボによって様々な効果が期待されます。

不眠症に対する経穴(ツボ)を活用することで、体内のバランスを調整し、睡眠の安定につなげていきます。

当院で行う、不眠症に対する施術

当院では、不眠症に関わる経穴(ツボ)を利用しながら、鍼灸施術もしくはヘッドマッサージを行っていきます。また不眠症の場合、お腹の状態も良くする必要がある為、整体や温熱施術を行いながら状態を上げていきます。

これまで数多くの自律神経症状に対応してきましたので、その経験をもとに皆様のお悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます。

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