頭痛の原因を探ることが大事
頭痛と言っても、片頭痛(偏頭痛)や緊張型頭痛、群発性頭痛など、原因や症状は様々です。
まず大切になってくるのが、何が原因で頭痛が起こっているかです。
例えば、1日中パソコン作業で夕方に締め付けられるような頭痛があれば、緊張型の頭痛が考えられます。この場合は、筋肉の緊張が原因になっていますので、適度に身体を動かすことやストレッチ、マッサージ、お風呂にゆっくりつかるなどが有効になってきます。
またカフェインの摂りすぎでも頭痛を起こすことがあります。これはカフェインの作用として、血管を収縮させる作用がある為です。
このように、ある日常生活がきっかけで頭痛を引き起こしてしまう場合があります。
代表的な頭痛の対処法
今回ご紹介するのは、全体的にみた頭痛の対処法になります。人それぞれ原因は異なりますので、自分に合った対処法を活用してみて下さい。
① 水分をたくさん摂る
水分については、当院でも頻繁にアドバイスさせて頂くケア方法になります。
水分は、人にとってとても重要な要素の一つです。水分量が少なることによって、血流など身体の機能が上手く働かなくなる可能性が出てきます。
摂取の目安量としては、「体重×30cc」を目標に摂るようにしていきましょう。
② カフェインを摂り過ぎない
カフェインは先程もお伝えした通り、血管を収縮させる作用があります。ただし1日に1杯程度ですと問題ございません。それは、コーヒー1杯程度のカフェイン量ですと微々たるものだからです。注意するべきはコーヒーをお水のように何杯も飲んでいる場合です。
③ 筋肉を伸び縮みさせる
筋肉を動かすことも、とても大切になってきます。
理由としては、筋肉を動かすことによって血液の流れを良くする為です。筋肉は一定時間動かしていないと固まってしまう傾向になります。仕事でパソコンやスマホを見る方も多いと思いますので、積極的に筋肉を動かしてあげる時間を作りましょう。
動かす方法としては、ご自身が行える範囲のジョギングや筋トレ、ストレッチを選択しながら行っていきましょう。
④ 姿勢に気を付ける
不良姿勢も筋肉を固めてしまう原因の一つになります。
特に肋骨や鎖骨、胸骨、胸椎など、胸郭まわりの動きが悪くなると、肩や首まわりの筋肉に緊張が生まれるので注意が必要です。ちなみに胸郭まわりに制限が出てくると、ストレートネックの原因にもなります。
胸郭まわりに硬さがみられる時に現れる姿勢の特徴としては、「猫背」です。
猫背は、手の位置が身体の真横より前に出て、肩が内に入ってしまっている状態になっています。
改善のポイントとしては、手の位置を股関節の出っ張ている外側の骨と真横の位置にすることです。そうすることで、自然と肩甲骨が寄り、少し胸が張れる姿勢になることが出来ます。
⑤ 温める・冷やすを見極める
頭痛のタイプによって、「温めた方が良い」、「冷やした方が良い」の2つに分かれます。
自分のタイプには、どちらの方が良いかを見極めてセルフケアをするようにしていきましょう。
自分に合った方法で行うと、頭痛は緩和してきますので試してみて下さい。ただし間違った方で行ってしまうと、痛みを増幅させてしまうことがあるので注意しましょう。
まとめ
今回は頭痛の対処法について、ご説明させて頂きました。
頭痛には色々なタイプがあるので、自分に合ったケア方法を見つけることが大切になってきます。頭痛があることで、仕事や家事、趣味など日常生活が思うように行えないという方は、数多くいらっしゃると思います。少しでも楽に生活出来るよう、自分独自のケア方法を探してみて下さい。
もし、セルフケアだけでは全く追いつかないという方がいらっしゃいましたら、一度私たちにご相談下さい。頭痛の施術以外にも、個人個人に合ったケア方法をお伝えしていきます。
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