一言に頭痛といっても、様々な原因の頭痛があります。その中には、自律神経の乱れからくるものや、疲労によるもの、器質的な身体の異常、外部からの刺激によるものなど、様々です。
今回は、そんな頭痛の種類と改善方法にて少しご紹介していきたいと思います。
① 緊張型頭痛
緊張型頭痛とは、筋肉の緊張から血流が低下して引き起こす頭痛になります。基本的には血管が過剰に収縮することによって引き起こると考えられます。
痛みの特徴としては、頭を締め付けられるような圧迫感や鈍痛が現れてきます。また左右の頭部に痛みが起こるのが一般的です。痛みの程度については個人差があり、軽度のものから吐き気や嘔吐を伴うなど程度が強いものまであります。
原因としては、不良姿勢、筋肉の緊張、不眠症、過度なストレスなどが考えられます。
② 片頭痛(偏頭痛)
片頭痛は、10代から高齢者まで幅広い年代で起こる可能性がある頭痛です。明確な原因は分かっていませんが、血管の過剰な収縮と拡張の現象が現れてきます。そして症状としては、一般的に拍動性の頭痛が起こってきます。人によっては、吐き気や嘔吐、閃輝暗点などの随伴症状がみられます。
片頭痛の原因としては、遺伝性のもの、ホルモンの変化、自律神経の乱れ、不眠症、ストレスなどが考えられます。
③ 群発性頭痛
群発性頭痛とは、目の奥に激しい痛みを伴う頭痛になります。基本的には片側に発生し、その痛みは他の頭痛よりも激しいとされています。また1日の中で痛みの発生しやすい時間帯として、夜中や早朝に起こりやすくなっています。群発性頭痛の特徴としては、数週間から数ヶ月の間痛みが続き、その後症状がなくなってきます。人によっては再発する可能性があります。
原因としては明確に分かっていませんが、ストレスや飲酒、食べ物などで誘発されると言われています。
④ 脳腫瘍による頭痛
頭痛の中には、脳腫瘍などの器質的異常によって引き起こることもあります。一言に頭痛といっても、大きな病気が隠れていることがありますので、原因が分からない場合は、専門医に一度みてもらうことをおすすめします。
⑤ 過敏性による頭痛
食べ物や飲み物、化学物質などに対して身体が反応し、頭痛が起こる場合があります。頭痛がある場合は、一度日常生活を振り返り、共通点がないかを確認することも大切になってきます。
⑥ 中枢性疼痛症候群による頭痛
中枢神経系の損傷や障害によって起こり、慢性的な症状を呈する神経疾患になります。脳卒中や脊髄損傷、多発性硬化症、脳腫瘍などに関係しており、この場合は専門医に相談することをおすすめします。
まとめ
今回、様々な頭痛の種類を挙げさせて頂きました。その他にも考えられる頭痛はありますが、まず大切になってくるのは原因を特定することです。原因によって対処方法が変わってきますので、まずは専門医にみてもらうことが大切になってきます。
そして原因が特定出来たら、適切な方法で対処するようにしていきましょう。
頭痛は、多くの人が悩まされる症状の一つです。頭痛が起こることで、仕事や日常生活にも支障をきたすことがあります。いち早く頭痛を改善したい場合は、まず第一に原因を特定していきましょう。そして原因が分かったら、その原因に合った処置を行うようにしていきましょう。
頭痛の改善は、専門治療院で
当院では、自律神経の乱れや体内循環の低下などが原因の頭痛に対して施術を行っています。特に緊張型頭痛や片頭痛(偏頭痛)でお困りの方が多くご来院しています。
私たちが行う施術は、主に「自律神経系」にフォーカスしたものになっています。自律神経は血管運動や筋肉の緊張などに大きく関わっています。自律神経を整えることで、頭痛の症状は良くなっていきます。
【自律神経を整える3つの施術】
① 頭を中心としたの鍼
② ヘッドマッサージ
③ 内臓調整
上記3つの施術を行い、お身体の状態を上げていきます。
これまで長年にわたって施術してきた実績と経験をもとに、対応していきます。
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